年末年始にむけてワクワクしてしょうがないライターAyacaです。今年も残すところあと数日となりました。皆さん年末年始はどう過ごされますか?御礼参りや初詣に行かれる方も多いのではないでしょうか?特に伊勢市は神宮があることから参拝に行く機会も多いですよね。いざ参拝となるといろいろ作法があってどうだったっけとドキリとする人もいるはず。今回は手水舎と参拝の作法を紹介します。
手水舎(てみずしゃ)での作法
まず手水舎って何という方、上の写真を見たらピンとくるんじゃないでしょうか。ここで参拝の前に手を洗い、口をすすぐことで心身を清めます。ただ手を洗い口をすすげば良い訳ではなく作法ががあります。動画も合わせてご覧ください。
1、右手で柄杓(ひしゃく)を取って、水を汲み、それをかけて左手を清めます。
2、次に、左手に柄杓を持ちかえて、右手を清めます。
3、再び柄杓を右手に持ちかえて、左の手のひらに水を受け、その水を口にいれてすすぎます。(この時、柄杓に直接口を付けるのは絶対だめ!)
4、すすぎ終わったら、水をもう一度左手にかけて清めます。
5、使った柄杓を縦にたて、柄の部分に水を伝わらせるようにして清め、柄杓を伏せて元の位置に戻します。
この手順を覚えればスマートに手水ができますね。次に使う方への心遣いでもあると思います。
参拝の作法
続いて参拝の方法です。
- 軽く一礼をします。
- 鈴を鳴らします。
- お賽銭を入れます。(この時投げたりせずそっと入れましょう。)
- 神前に向かって、二回深くおじぎをします。
- 背中を平らにして、腰を90度折ります。
- 両手をのばして、まず手のひらを合わせてから、右手を少し後ろへ下げます。
- 肩幅ほどに両手を開いて、柏手を2回打ちます。
- 再び、両手をあわせ、揃えて祈念をこめてから手を下ろします。
- 再び深くお辞儀をします。
伊勢神宮には鈴はありません。これは現在のような鈴がある神社が定着する前から伊勢神宮があった為だそうです。
これで初詣も完璧!
いかがでしたか?意外と『えっ!そうだったの!?』と思う方も多かったのではないでしょうか。日本人の心遣いの素晴らしさや作法の美しさを改めて感じることもできますね。皆さんも手水舎や参拝の作法を覚えて初詣に出かけ来年も良い一年をお過ごしください!

Ayaca

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