会社での昼下がり、韓国人の同僚と年齢の話をしているとなにやら話が噛み合わない・・・。同じ年に生まれているのに、年齢が2つも違っていたのです。
年齢の数え方が違った!
よくよく話を聞くと、日本と韓国ではそもそも「年齢の数え方」が違うと言うのです。日本では一般的に「満年齢」を使いますが、韓国では「数え年」を使っていて、しかも年齢は誕生日に増えるのではなく、元旦に増えるとのこと。
<生まれた時の年齢>
- 日本:0歳(満年齢)
- 韓国:1歳(数え年)
<年齢が増える日>
- 日本:誕生日
- 韓国:元旦
例えば、2000年10月5日に生まれた人の2014年5月現在の年齢は以下の通りになるそうです。
- 日本:13歳(まだ誕生日が来ていないので)
- 韓国:15歳(元旦に1つ歳をとっているので)
何か不思議な感じですね。同じ日に生まれているのに2歳も年上になってしまいます。この流れでいくと、大晦日に生まれた赤ちゃんは、生まれた時に1歳になって、翌日元旦を迎えて2歳になるということですね。生後2日で2歳?!びっくりです。

生後2日で2歳とか信じられにゃい!
世界的にはどうなんだろう?
調べてみると、欧米諸国は満年齢を使用し、日本・中国・朝鮮半島・ベトナムなど東アジア諸国では古くからに数え年が使われてきました。しかし多くの国では西洋に合わせて満年齢に切り替わりましたが、韓国では現在も民間で数え年が広く使われているようです。
韓国の方に年齢を聞くときは年齢(数字)を鵜呑みにせず、生まれた西暦もあわせて聞くと誤解を生まずに済みそうですね。

あむ

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