こんにちは。
夜が長くなってきましたね。秋といえば食欲の秋ですね。食いだおれの街Osakaからやってきて3年経とうとしているmikkoです。今回は収穫が始まり出した、伊勢のこの時期しか食べられない美味しい『蓮台寺柿』のご紹介です。私は、小さい頃から柿がもともと好きでしたが、伊勢の蓮台寺柿を食べて衝撃を受けました!何この甘い柿!何この歯ざわり!そんな柿が伊勢にはあるのです。
伊勢市の天然記念物なんです!
300年ほど前から栽培されている、古くからの品種ですが、病気や害虫に弱く樹の老化が心配されたため、品種保存の目的で天然記念物に指定されています。
形は、やや扁平で筋があるのが特徴です。
実は渋柿!!
美味しいらしいぞ!と言って、木になっている柿を食べてしまうと開いた口がふさがりません。ひどいことになります!蓮台寺柿って、実は渋柿なんです!
でも、この渋柿がどうやって食べられるの?と疑問に感じたかと思います。蓮台寺柿農家では装置の中でガスを充填して渋を抜きます。装置の中から出てくると甘くなっているんです。不思議ですよね。
すごい甘いし、歯ざわりがとてもいい!

口当たりがなんともいえない
柿は甘柿よりも渋柿のほうが糖度が高いといわれているので、渋を抜くことでもともとある糖度が感じられて、甘柿よりも甘味が多いです。そして歯ざわりがとってもなめらかなんです。もともとシャリシャリした甘柿を好んで食べていた私ですが、蓮台寺柿を食べてから、このなめらかな口当たりが美味しさを余計に感じさせる!と悶絶しています。渋を抜くと柔らかくなり、そのあと冷蔵庫で保存してもだんだん柔らかくなってきます。でも、またその柔らかくなった柿も美味しいので、お試しください。
どうして蓮台寺柿という名前なの?
伊勢市のホームページでは「伊勢市勢田町の南部山地はかつて存在した寺の名前から「蓮台寺」といい、この地域で栽培される柿を「蓮台寺柿」といいます。」と書かれています。蓮台寺と言う名前のお寺があったんですね。
どこにあるの?
外宮さんから内宮さんにつながっている御木本道路を歩くと伊勢西I.C辺りに柿の木が見られますよね。あの木が蓮台寺柿の木です。その道路の内側に入り込んでみると、柿畑が広がっています。勢田町を中心に藤里町・旭町辺りで育てられています。
貴重な柿
病気や害虫に弱いため、柿農家の皆さんは一年中木を大切に見守って手入れしています。大きな実がなるように剪定をしたり、摘果作業をしたり、消毒をしたり、周りの雑草を刈ったり。手間がかかっています。
少なくとも大阪では見たことが無かった柿です。9月末~11月中旬までの期間、スーパーでも発売されますので、ぜひ食べてみて欲しいです。

mikko

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